全国12000社の総本山『学問の神』【太宰府天満宮】福岡観光でおすすめNo.1

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KEI KANNONです。

日々感謝(合掌)
いつもありがとうございます。

 

今回は関東を飛び出して福岡の神社のご紹介です!

当サイトのメイン画面は太宰府天満宮の鳥居の1つです!

 

国内約12000社ある天満宮の総本山

創建から1100年

学問の神様として日本で最も有名でしょう。

年間約1000万人もの人々が参拝に来られます。

 

【太宰府天満宮】

福岡の太宰府天満宮の鳥居

太宰府天満宮
〒818-0117
福岡県太宰府市宰府4-7-1
tel: 092-922-8225

西鉄天神大牟田線『太宰府駅徒歩5分


〇目次

 

〇御由緒

京都府京都市上京区にある北野天満宮と共に、日本に約12000社ある『天満宮』の総本社

旧社格は官幣中社。

現在は神社本庁の別表神社。

昌泰4年(901)に左大臣藤原時平らの手によって左遷された右大臣菅原道真であったが、翌々年の延喜3年(903)に現在の福岡県太宰府の地で死去。

菅原道真の遺体を安楽寺に葬送する道中、牛車が動かなくなってしまった。

牛車が動かないのは菅原道真の導きと考え、その地に創建。(創建1100年)

 

道真の祟り

都では疫病や異常気象など不吉な事が続き、さらに6年後の延喜9年(909年)には藤原時平が39歳の壮年で死去した。これらのできごとを「道真の祟り」と恐れてその御霊を鎮めるために、醍醐天皇の勅を奉じた左大臣藤原仲平が大宰府に下向、道真の墓所の上に社殿を造営し、延喜19年(919年)に竣工したが、これが安楽寺天満宮の創祀である
それでも「道真の祟り」は収まらず、延喜23年(923年)には皇太子保明親王が21歳で死去。狼狽した朝廷は、延長と改元したうえで、4月に道真の官位を生前の右大臣の官職に復し、正二位の位階を追贈した。しかしそれでも「祟り」が沈静化することはなく、保明の遺児慶頼王が代わって皇太子となったものの、延長3年(925年)には慶頼もわずか5歳で死去した。そしてついに延長8年(930年)6月、醍醐天皇臨席のもとで会議が開かれていた、まさにその瞬間、貴族が居ならぶ清涼殿に落雷があり、死傷者が出る事態となった(清涼殿落雷事件)。天皇は助かったが、このときの精神的な衝撃がもとで床に伏せ、9月には皇太子寛明親王(朱雀天皇)に譲位し、直後に死去するに至った。承平元年(931年)には道真を側近中の側近として登用しながら、醍醐と時平に機先を制せられその失脚を防げなかった宇多法皇も死去している。わずか30年ほどの間に道真「謀反」にかかわったとされた天皇1人・皇太子2人・右大臣1名以下の高級貴族が殺害されたことになる。猛威を振るう「怨霊」は鎮まらず、道真には太政大臣追贈などの慰撫の措置が行われ、道真への御霊信仰は頂点に達した。ついに正暦元年(990年)頃からは本来は天皇・皇族をまつる神社の社号である「天満宮」も併用されるに至った寛和2年(986年)、道真の曾孫菅原輔正によって鬼すべ神事が始められるようになった。(Wikipediaより一部抜粋)

 

何かの祟りを起こしたり、何かを鎮める為に神社仏閣が存在することは少なくないと思います。

菅原道真公にまつわる壮絶な過去がある。

ということを知って頂きたく、

珍しく長文でガッツリと引用させて頂きました。

神田明神の平将門命もそうですが、

お気持ちを鎮め、

今は皆が気持ちよく神域に努められている事に本当に感謝です。

また、

それに関わる神職さん達の日々の行いにも感謝ですね。

 

〇御祭神

菅原道真公

 

御眷属

牛・鷽(うそ)

天満宮といえば御眷属は「牛」なのだが、実は「鷽」(うそ)も御眷属と言われています。

菅原道真公をお祀りする神社には『鷽替え』という、

厄災や凶事など嫌な出来事を「嘘」(うそ)にしてしまおう!という行事です。

 

写真の真ん中には『麒麟』がいます。

その右手に可愛く座ったピカチュウくらいの大きさの鳥が『鷽』(うそ)です。

 

福岡の太宰府天満宮の麒麟像と鷽像

 

〇御神徳

学業成就至誠厄除け

類稀なる努力を発揮され、幼少の頃より学問に秀でてた事に由来。

 

〇境内散歩

太宰府駅を降りて直ぐ、

真っすぐと大きな参道が太宰府天満宮まで続きます!

 

福岡の太宰府天満宮の参道

 

両サイドには茶屋やお土産屋さんが並び、

観光客も溢れており、

とても華やかで賑やかです。

梅が枝餅名物なんですが、お店が多くて悩みます!!

カップルで太宰府天満宮デートは必ず訪れてほしい!(笑)

 

福岡の太宰府天満宮の参道道中のスターバックス

 

ちなみに道中左手に、

世界的有名建築家の隈研吾さんがデザインしたスターバックスがあります。

「インスタ映え」間違え無しのスポットですね!(笑)

沢山の女の子が写真を撮ってました。

 

福岡の太宰府天満宮の大鳥居

 

スターバックスコーヒーを通り過ぎて間もなく、

太宰府天満宮の大鳥居が現れます。

可能であれば防犯カメラの位置をもう少し違うところに設置して欲しかったですね。

写真の大鳥居の左手には案内所があります。

太宰府天満宮はとても広いので、

見逃しが無いようにここで地図を頂く事をオススメします!!

 

福岡の太宰府天満宮の牛の像

 

天満宮名物である御眷属の「」ですね。

境内にはたくさんの牛様がいらっしゃいますので探してみるのも面白いですよ。

皆様表情や向いてる角度も違いますのでそこもポイントです!

 

福岡の太宰府天満宮の太鼓橋

 

大鳥居を抜けたら正面に牛の像があります。

その牛の像を左手に進むと、とても綺麗な『太鼓橋』橋が見えてきます。

橋は結構急なので足を躓かないように気を付けてください!

ちなみに

橋の両脇にある灯篭についている神紋は『』です。

太宰府天満宮の神紋は梅なので、

お守りも梅の関わった可愛いものも多かったですよ。

 

福岡の太宰府天満宮の狛犬

 

太鼓橋の手前には、

私が今まで見た狛犬の中でトップ3に入るほどお気に入りの狛犬が鎮座しております!!

耳の垂れ具合も可愛く、

狛犬は怖い顔をしているのが多いのですが、

太宰府天満宮の太鼓橋手前のこの狛犬はとにかくイケメン!!(笑)

是非、

太宰府天満宮にお越しの際に注目して欲しいです!!

 

福岡の太宰府天満宮の心字池

 

太鼓橋の周りは庭園になっているのですが、

心字池』と言います。

池の形が漢字の「心」に造られているのが由来になります。

 

福岡の太宰府天満宮の随神門前の鳥居

 

太鼓橋を渡ると、

またまた大きな鳥居が見えてきます!

当サイトのメイン画面にも使用しています!

ここを抜けるといよいよ空気が少し変わってくる感じがあります。

 

福岡の太宰府天満宮の麒麟像

 

先ほどの鳥居を抜けると、

右手に『麒麟』と『』(うそ)の像が見えてきます。
※県指定文化財

※先ほど御眷属紹介の時にも載せましたので別画像をチョイス

麒麟像の「目」がとても良いです。

とても真っすぐで、

この目の前では嘘も全て見破られそうな真っ直ぐな瞳です。

 

福岡の太宰府天満宮の楼門

 

麒麟像の左手には手水舎があったのですが、

修学旅行や観光客でとにかく人が多かったので控えました。

 

写真は楼門です!

どこか沖縄の神社っぽい雰囲気を感じました。

この楼門は、

表と裏で造りが違うみたいなので、そこに注目です!

 

楼門を抜けるといよいよ本殿が見えてきます!!

 

 

福岡の太宰府天満宮の本堂と行列

 

余りにも人が多かったので、

今回は初めて遠くから控えめに写真に収めました。

屋根の檜皮葺が最高に渋くて素敵ですね!

 

本殿は五間社流造という建築様式。

実際に見ても分からなかったのですが流造りなんです。勉強になります。

 

屋根の茶色と本殿の金の装飾が、

控えめながらも高貴な雰囲気を出していますね。

素晴らしい社殿です。

 

福岡の太宰府天満宮の境内

 

境内は広く、緑に溢れてとても気持ち良い空気が流れています。

周囲が全て社殿に囲まれているのは珍しく、

タイムスリップしたような感覚になります。

ちなみに

本殿左手で御朱印を受け付けています。

お守りは週周囲の殆どで授与して頂けますよ!

 

福岡の太宰府天満宮境内の楠木

 

本殿を左手に抜けて社殿を出ると

樹齢1500年の大樟(くすのき)があります。

めちゃくちゃ大きいです!!

※この時はまだ広角カメラを持ち合わせていなかった為、全体を写すのが難しかったです。。。

 

福岡の太宰府天満宮の末社

 

樹齢1500年の大樟からしばらく歩くと、

本殿の北側(裏)にはたくさんの末社が並んでいます。

写真はほんの1部なのですが、

太宰府天満宮の境内には末社が37社あります!

そのほとんどが、

菅原道真公の血縁にあたる方です。

 

次回行くときは時間を作って、37社全て回りたいと思います!

 

福岡の太宰府天満宮の厄晴れひょうたん

 

本殿の北には

厄除けを祈願した物を瓢箪にいれた『厄晴れひょうたん』がたくさん掛かってます。

 

まだまだ太宰府天満宮の境内は広く、

魅力をお伝えできてない所はたくさんあるのですが、

次回また足を運んだ際にこの記事をアップデートしたいと思います!

 

〇まとめ・アクセス

簡単まとめ
日本全国約12000社ある『天満宮』の総本山である太宰府天満宮。学問の神様とされる菅原道真公ですが、太宰府天満宮創建の裏には壮絶な過去がありました。創建1100年。福岡に来たら必ず訪れたい人気のスポット。

 

太宰府天満宮https://www.dazaifutenmangu.or.jp/
〒818-0117
福岡県太宰府市宰府4-7-1
tel: 092-922-8225

西鉄天神大牟田線『太宰府駅徒歩5分

※駐車場は周囲に多数
※渋滞は覚悟