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KEI KANNONです。
日々感謝(合掌)
いつもありがとうございます。
高層ビル群という名の近代森林に囲まれた中に、
その神域はありました。
『鎮座340年』
『江戸中の娘さん達が集まった!?』
【虎ノ門・金比羅宮】
【虎ノ門・金比羅宮】
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-2-7
tel:03-3501-9355 fax:03-3593-2839
東京メトロ銀座線・日比谷線 『虎ノ門駅』からおおむね徒歩5分以内
〇目次
全国約600ある金比羅宮。
その総本山は香川県仲多度郡の金比羅宮(金毘羅大権現)
延宝七年(1679年)に現在の虎ノ門の地に建てられ、約340年。
アメリカ合衆国のハワイにも鎮座。
東京大空襲により焼失したが昭和26年(1951年)に再建。
- 大物主神(おおものぬしかみ)
- 崇徳天皇(すとくてんのう)
海陸安穏・海上守護・大漁満足・五穀豊穣・殖産興業・招福除災・万民泰平
海に関連した御神徳が多いことから、漁業関連や海を相手に仕事をしてる方にはオススメの神社。
総本山の金比羅宮では、大日本帝国海軍の慰霊祭や日本特別掃海隊の殉職者の慰霊祭が開かれているほど海に関しては昔から信仰の深い神社。
また、境内には縁結びで江戸時代から有名な神社がある。
金毘羅宮ということで
個人的には『縁切り・縁結び』の効果も強いのではないかと感じました!
それは境内散歩のコーナーでご紹介しよう!
東京メトロ銀座線虎ノ門駅からスタート!
地図を見たところ2・3・4番出口のいずれかであれば容易に虎ノ門・金比羅宮を目指せます。
虎ノ門駅で降りた事がある方はお分かりかと思いますが
「こんな高層ビルに囲まれた中に神社なんてあるの?」
と思うほど周りに構想の建物が多く、道路も広く、駅を降りたときは神社が存在するイメージは湧かなかったです。
そうして歩いて5分程。
急に現れました。
鳥居を発見!!
鳥居を見つけ奥の本殿を目にした時、
一気に空気が澄んだ感覚がして、私の中で雑音が消えました。
さっきまでの都会の雑音が無くなり「無音」になりました。
こんなにビルに囲まれてもなお、鳥居を潜る前からこの覇気を出せるのは本当に凄いと思いました。
高層ビルが周りに建ったことで何らかの変化や進化が起きて、
孤立した神社の覇気が敢えて高まったなんてこともあるかもしれませんね。
私は陰陽に詳しくはないので、強力な霊能力者がいましたら是非聞きたいものです。
鳥居を潜り、左手に手水舎があります。
コロナウイルス対策ということで柄杓もなく、水も少しだけ出ている状況でした。
ちょろちょろと少しだけ流れている水を見ると
「喉が乾いた・・・」
と龍が呟いているように見えますね。可哀そうです。。
すごい景色ですよね。
ビルの間にポツンと空間が広がっています。
写真では鳥居と本殿がある事に少し違和感を感じるのですが、実際に鳥居を正面にして、鳥居越しに本殿を除いたときまるで別の空間に繋がったような景色と世界に変わります。
鳥居をからまっすぐ本殿に向かって伸びた参道は、私を別の世界へ引き込もうとしました。
※まだ無音の世界が続いてます。
ちなみにこの鳥居は銅製で非常に珍しいですね。
石の鳥居が多く、たまに木の鳥居も見かけますが、
銅製の鳥居はあまり印象にないです!
写真をよく見てください!
鳥居には四獣がいます。
東の青龍。西の白虎。南の朱雀。北の玄武。
として有名な四獣ですが、こうした形で見るのは初めてです。
光を入れるのを嫌うカメラマンもいるみたいですが、私はプロのカメラマンではないので偶然です。。
拝殿は味があってとても良いです。
こいう家に住みたい!!
社殿は檜造り。
神棚を探しているときに檜造りはよく見かけました。
また、
拝殿と本殿を石の間で繋ぐ権現造りであることで、重厚感があり、高層ビルに囲まれても負けない存在感を出してるように思います。
社務所は周りに合わせた感じのガラス張りでとてもオシャレです。
ここでお守りや御朱印を頂けます。
ちなみに御朱印のお値段は「お気持ち」でしたので、迷った方は一般的な御朱印の料金である300円から500円が妥当かと思います。
【喜代住稲荷神社】
御祭神
宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
御神徳
五穀豊穣・商売繁盛
【結神社】(むすぶじんじゃ)
御祭神
【造化の三神】
・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
・高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
・神産巣日神(かみむすびのかみ)
・猿田彦命(さるたひこのみこと)
御神徳
縁結び
全国に結神社がいくつあるのかは不明。
岐阜県安八郡安八町にある結神社では、長篠の戦に挑んだ織田信長が合戦の期間、幾度も参拝したことで有名。
勝利を結ぶ。という事でしょう。
東京大神宮の記事でも書きましたが、縁結びは必ずしも恋愛だけではないのです!
虎ノ門・金比羅宮の結神社は江戸時代には多くの女性がお参りしたそうですよ!
東京中の女性が参拝しにきて人気になってほしいです。笑
末社のすぐ後ろには酒樽がかっこよく積んでありましたので1枚。
ちなみに神社に写真のように置かれている酒樽にはお酒は入っておりません!
奉納されたお酒をはあらゆる形で参拝者の手に届きます。
中身がからになった酒樽がこのように並びます!
こちらが虎ノ門・金比羅宮の大鳥居です。
通行人が少なくありませんので、写真を撮る際は周りに配慮して気をつけてくださいね!
簡単まとめ
鎮座340年。高層ビルに囲まれてもなお力衰えない神域。銅製の鳥居が珍しい。またその鳥居に宿る四獣も見どころ。海運が主だが、末社の結神社は縁結びで有名。江戸の女性たちを騒がせた。
【虎ノ門・金比羅宮】http://www.kotohira.or.jp/
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-2-7
tel:03-3501-9355 fax:03-3593-2839
東京メトロ銀座線・日比谷線 『虎ノ門駅』からおおむね徒歩5分以内